
展示会や店舗で什器を用意する方法として、ダンボールを用いる手段が注目を集めています。低コストで済むうえにエコですし、必要がなくなったら処分も簡単というようにメリットがたくさんあるからです。また、作れる種類がたくさんあることもポイントの一つです。
卓上ディスプレイ
卓上に置くタイプは非常にお手軽なのでよく利用されています。展示のために使われることも多く、売り場などでディスプレイとして用いられるケースが目立ちます
安価で自由度の高い
店に入ってすぐに目に付く場所やレジ付近に置いて、買い物客に存在をアピールするのにうってつけです。箱に入った商品を並べるのにも適していますし、ボールペンなどの細かな商品のばら売りにも使えます。
仕切りの位置などは自由に決められるため、商品のサンプルを日替わりで置くということも可能です。POPを付けといった工夫をすることで、狭いスペースを有効に販促につなげられます。
インテリア性も良い
ワンポイントの展示だけでなく、いくつも並べておくと華やかさの演出にもなるでしょう。たとえば、春になったら桜色のものを所狭しと並べることで、店内を明るい印象にできます。
オーダーメイドで着色してもらうことも視野に入れておくと、インテリアとしても十分に機能するということです。
大型ブースに
大型ブースにダンボールを活用する事例は、持ち運びにも便利なため、やはり「展示会」に向いているでしょう。床に直接置くタイプの什器も存在し、フロアの中心的な存在として大きな役割を担っています。メイン商品として扱いたいものなどを陳列するのが主な使い方です。
ある程度の重さがあるものも並べるため、ダンボールにも強度が求められます。意外と丈夫なので問題がないことも多いですが、慎重に用意するに越したことはありません。
したがって何を置くのか考え、汎用的なものだとリスクあるならオーダーメイドで用意してもらうのが得策です。特に長期的に使用するつもりであれば、多少高くてもコストパフォーマンスは悪くないでしょう。
商品吊り下げフック付きダンボール
つり下げるタイプの什器もダンボールで作成できます。こちらは空中のスペースを有効活用できますし、視界に入りやすいという効果もあるのです。素材としては非常に軽いので、壁などにつっても自重で落ちるリスクは大きくありません。
ただし、そこに入れるものが重いと落ちてしまうこともあるので要注意です。軽い化粧品などや食品などを入れて置く分には、多くの場合は問題ありません。ものをポケットに入れる方式の他に、フックに引っかけてつる方式のものもあります。フックの位置を細かく調整したいならオーダーメイドが良いでしょう。
まとめ
ダンボールといえば梱包用というイメージがあるかと思いますが、「安価」で「丈夫」の特徴を活かせば、店舗づくりや展示会ブースに活用することができます。持ち運びも便利で、折りたたんだり組み立てたりもできるため、ぜひダンボールメーカーの日本紙工にご相談ください。