社員インタビュー

営業職
2019年入社
普段、どのようなお客様とどのようなお話をされていますか?
主に食品メーカー様や物流企業様を担当していますが、単に「みかん箱を何枚」という受注業務だけではありません。「輸送中の破損を無くしたい」「店頭で目立つ什器を作りたい」といった、お客様さえ気づいていない潜在的な課題を引き出すことがメインです。
最近では、環境意識の高まりから「プラスチック梱包を段ボールに置き換えたい」というご相談も増えています。コスト面だけでなく、強度計算やリサイクル性まで含めたトータルなパッケージング提案を行なっています。
仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
自分が担当したお客様の段ボールが実際に使用されているところを見た時です。他にも、競合他社が「技術的に難しい」と断った複雑な形状のディスプレイ什器を、当社の設計チームと試行錯誤して実現した案件は特に印象に残っています。
納品後、お客様から「おかげで新商品の売れ行きが好調だよ」と感謝の言葉をいただいた時は、単なるモノ売りではなくお客様のビジネスパートナーとして認められた喜びを感じました。
当社の製品の強みはなんだと思いますか?
圧倒的なスピードと対応力です。シートを他者から仕入れる加工会社とは違い、当社はコルゲートマシンを持っているので、急な増産やサイズ変更にも即座に対応できます。
さらに、インクジェットやカッティングマシンといった最新設備も充実しているため、小ロットの販促POPから大量生産の配送箱まで、あらゆるニーズを社内で完結できる「ワンストップ対応」が営業として自信を持って売り込める最大の武器です。
営業職として成長できたと感じる瞬間は?
入社当時は、お客様の要望をそのまま製造に伝える「伝書鳩」のような仕事しかできませんでした。しかし今は、製造現場と密に連携し「その設計だと機械の稼働率が下がるから、ここを数ミリ変えてコストを下げよう」といった、製造効率まで考慮した逆提案ができるようになりました。
段ボールの構造や機械の特性を深く理解することで、お客様にとっても会社にとってもメリットのある最適な解を導き出せるようになった点に成長を感じています。
どんな人がこの営業職に向いていると思いますか?
「聞く力」と「想像力」がある人です。お客様は必ずしも正解を知っているわけではありません。雑談の中からヒントを見つけ出し、「それならこんな形の箱はどうですか?」と想像力を膨らませて提案できる人が活躍できます。
また、社内の製造スタッフと協力して一つのモノを作り上げるため、人を巻き込んでプロジェクトを進めることが好きな人には、非常にやりがいのある環境だと思います。

製造職
2015年入社
主な業務内容を教えてください
コルゲートマシンで原紙のセットから始まり、熱や糊の調整を通じてお客様が求める強度や厚さの段ボールシートを作り出すことです。特に段ボールシートは温度や湿度に左右されるため、コルゲートマシンにセットして終わりではありません。その日の気温や湿度、手触りでマシンの予熱温度やスピードの微調整を続ける職人的な感覚が求められます。当社の生産の要となる仕事です。
製造現場で気をつけていることは何ですか?
何よりも「品質の安定」と「現場の安全」です。段ボールは猛スピードで生産されますが、わずかな糊のムラやシートの「反り」が、納品時やお客様先でのトラブルにつながります。そのため、常に異音や振動などに神経を研ぎ澄ませ、定期的に製品をサンプリングしてチェックします。また、巨大な回転体を扱う現場ですから、チーム内での声掛けを徹底し、一人のミスが大きな事故に繋がらないようお互いを支え合う環境づくりを意識しています。
製造の仕事で感じる「面白さ」や「醍醐味」は何ですか?
何もなかった巨大な紙のロールが、マシンの熱と圧力を経て、強固な段ボールへと姿を変えていく瞬間は、何度見ても飽きない迫力があります。また、私たちが作った箱がスーパーやコンビニで山積みになっているのを見かけたり、自分が制作に関わったディスプレイが華やかに店頭や展示会を飾っているのを見たりすると、「日本の物流と消費を自分たちが支えているんだ」という実感が湧き、大きな誇りを感じます。
製造職で活躍できるのは、どんなスキルやマインドを持った人だと思いますか?
「なぜこうなるんだろう?」という好奇心と、原因を突き止めるまで諦めない探求心がある人です。機械の調整は一筋縄ではいかないことも多いですが、一つひとつのパラメーターを論理的に整理して正解を見つける作業は、パズルを解くような面白さがあります。手先の器用さ以上に、変化する状況を楽しみながら、コツコツと経験を積み上げていける粘り強さを持った方なら、きっとこの仕事の深みにハマるはずです。

業務部
2010年入社
経理財務として、普段どのような業務を担当されていますか?
日々の現預金管理や仕訳入力、月次・年次決算の取りまとめが主な仕事ですが、当社のような製造業の経理は「数字の向こう側にある現場」を知ることが非常に重要です。原紙の仕入れ価格、工場の光熱費、マシンのメンテナンス費用、そして物流コストまで、すべてのデータが集約されます。これらを正確に集計し、各部門が目標を達成できているか、コストに無駄がないかを可視化することで、経営のコンパスとしての役割を果たしています。
段ボール製造業の経理ならではの難しさや面白さはありますか?
最大の難しさは「原価管理」の複雑さです。原紙価格は国際情勢や古紙の需給で大きく変動しますし、製造工程でもロット数や加工の複雑さによってコストが細かく変わります。しかし、その複雑さこそが面白さでもあります。例えば「インクジェット導入によって、小ロット案件の利益率がどう改善されたか」を数字で証明できたときは、単なる事務作業ではない、会社を支える経営管理のプロとしての醍醐味を感じることができます。
会社の経営層に対し、どのような情報を提供していますか?
直近の業績報告はもちろんですが、将来の投資判断に役立つシミュレーションを積極的に提案しています。例えば「新しいカッティングマシンを導入した場合、何年で投資回収ができるか」「運送費の高騰が利益にどう影響するか」といった予測を立て、経営層が正確に意思決定できるようサポートします。社長や役員と距離が近く、自分の分析した数字が会社の新しい事業展開や設備投資の決定打になることも少なくありません。
入社後、最も成長したと感じる点は何ですか?
入社したての頃は「計算を間違えないこと」がゴールだと思っていましたが、今は「数字からストーリーを読み取ること」ができるようになりました。工場の稼働報告を見て「今月はコルゲートマシンの調子が良かったから利益が伸びているな」とか、営業の報告を見て「インクジェット事業の提案が軌道に乗ってきたな」と、現場の動きと数字がリンクして見えるようになったとき、一段上の視点に立てたと感じました。専門知識だけでなく、事業全体を俯瞰する力が身につきました。
どんな人と一緒に働きたいですか?
経理の枠に閉じこもらず、他部署の人とも明るくコミュニケーションが取れる方です。正確な数字を出すためには、製造現場の担当者や営業スタッフから直接話を聞く機会も多いため、相手の立場に立って話を聞ける姿勢が大切です。また、最近はDXも進めているので、従来のやり方に固執せず、ITツールやAIを積極的に活用して「もっと効率的な方法はないか」と前向きに改善を楽しめる方と一緒に働きたいですね。

物流職
2003年入社
物流職の役割と、具体的な業務内容を教えてください。
私たちの役割は、工場で魂を込めて作られた製品を、お客様の元へ「約束通り、傷なく」お届けすることです。単にトラックに載せるだけではありません。出来上がったばかりの大量の段ボールシートや、繊細な製品の在庫を管理し、納品先ごとの時間指定に合わせて最適な配送計画を立てます。フォークリフトでの積み込み作業や、協力会社である運送業者様との折衝、そして自社便の運行管理など、工場とお客様を繋ぐラストワンマイルのすべてを担っています。
御社の物流は「一貫生産」の中で、どのような役割を担っていますか?
物流は一貫生産の「最終走者」です。コルゲートマシンがどれほど高品質なシートを作り、加工部門が丁寧に箱を仕上げても、お届けする際に角が潰れたり、納品時間が遅れたりすれば、会社全体の信頼を損なってしまいます。また、一貫生産だからこそ、工場側の生産スケジュールと配送状況を密に連携させる必要があります。製造の進捗を常に把握し、倉庫のスペースを効率的に使いながら、製品を滞留させることなくスムーズに出荷させる「工場の血流」のような役割だと自負しています。
配送計画を立てる上で、工夫している点はありますか?
段ボールは「軽いけどかさばる」という特性があり、積載効率を高めるのが非常に難しい製品です。特注サイズの箱や、複雑な形状のディスプレイなどが入り混じる中で、いかにトラックの荷台に隙間なく、かつ荷崩れしないように積み合わせるか。毎日が巨大な立体パズルです。また、渋滞予測や天候の変化も考慮してドライバーに負担をかけすぎず、かつ最も燃料効率の良いルートを算出することで、コスト削減と環境負荷の低減にも貢献できるよう工夫しています。
この仕事の難しさや、それを乗り越えるために意識していることは?
急な注文変更や、道路状況によるトラブルなど、物流には「想定外」がつきものです。そんなときこそ焦らず、営業や製造現場へ迅速に状況を共有し、「どうすればお客様への影響を最小限に抑えられるか」を全社一丸となって考えます。日頃から工場内の他部署と密にコミュニケーションを取り、信頼関係を作っておくことで、無理な調整が必要な場面でも協力し合える体制を作っています。この「チームプレー」こそが、トラブルを乗り越える最大の武器です。
物流職を通じて得られるスキルや、身につく能力は何ですか?
変化する状況を的確に判断し、優先順位をつけていく「マルチタスク能力」と「危機管理能力」です。また、自社のスタッフだけでなく、ドライバーさんや納品先の担当者さんなど、多くの人と接するため、円滑に物事を進めるための交渉力や気配りも磨かれます。自分が立てた配送計画通りに、すべてのトラックが無事に帰着し、お客様から感謝の言葉をいただけたときの達成感は、物流職ならではの特別なものです。






